歩くスピードが遅くなってきたのは…

【前より歩くのが遅くなった】


ちょっぴりご年配の方々からのお話しです。ちなみに、ダイエットを実行中の方々です。お話しによりますと、普段、街を歩いているときに、後から歩いてきた人に追い越されることが多くなってきたとの事。


ご自身は、けっしてノンビリ、ダラダラ歩いているわけではなく、普段と変わりなく歩いているのに、追い越されていくので、追い越していく人たちの歩行速度が早いのか、それとも自分が遅いのかしら・・と。


以前は早く歩けていたのに、年齢とともに歩行速度がゆっくりになるのは仕方のない状況だと考えます。若い年代層は、気持ち的にもスピーディーといいますか、早く目的地に着きたいとか、早く家に帰って休みたいとか、楽しみの時間を最優先したい世代だと思いますので、移動中、歩くのが早くなることも考えられますね。


あとは、身体的な違い、例えば重心、年齢とともに重心は下がりやすくなる傾向にあります。大人になると猫背や疲労姿勢の人が増えてきますが、子供に猫背や疲労姿勢の子は殆どいません。


重心の引き上げが弱くなると、どうしても下肢筋肉への負担が出てきますし、関節の可動域が小さくなってしまうため、パフォーマンス性がダウンしがちになるのです。


お話しを伺った方のひとりが、「追い越されるのが悔しくて、追い付こうと歩くスピード早くしたのよ、追い付いたのは追い付いたのだけど、ハァハァ息が切れちゃって、なんだか体力落ちちゃったのかしら」と落胆されていました。


【追い越されない、追い付くではなく】


けっしてノンビリ、ダラダラ歩いているわけではないのに、どんどん追い越されていくのは、たしかに気持ち的にも悔しいですよね。かといって競っても仕方がないので、自分は自分のマイペースでよろしいと思います。


追い越されない、追い付くではなく、やはり、アクティブな自分でありたい!という美意識の高い人は、歩くスピードではなく、「歩く美しさ」を意識していきませんか。


以前のブログ記事でウォーキングについての記事を書いていますが、もう一度、お読みいただいて参考にされてくださいね。


【コツは重心と踏み出し方です】


重心は、からだ全体が引力に逆らう、すなわち、空の方向へ引き上げること。重心が引き上がるとオヘソの位置も数センチ位置が高くなるイメージです。


重心が上に引き上げられるためわ下肢にかかる負担も軽減することができ、歩きやすい状態にコントロールできるのです。歩幅や歩くスピードは、はじめはマイペースで大丈夫ですよ。


まずは、重心。イメージとしては、空から見えないワイヤーで、真上に引かれている感じです。そうすると、猫背や反り背なりにくくなりますし、腰も引き上げられるので、骨盤が前傾したり後傾したりせず、腹部など体幹の筋肉も使われるようになります。


わかりづらい場合は、わざと重心を落として歩いてみましょう、そのあと直ぐに、重心を意識して歩いてみるのです。明らかに体感に相違があることが理解いただけるかと思います。


重心の引き上げや、腰部、腹部、背中など体幹が意識できるようになると、様々なトレーニングやエクササイズ、日常生活においても、バランスよい疲れにくい動作が可能になっていきます。


疲れにくい効率的な筋肉は、ダイエットにもプラスになっていき、運動やエクササイズの効果も期待できます。


【歩くときは競わない】


追い越されてもいいじゃないですか、無理に早く歩こうとすると、せっかく意識をしている重心が、ぶれてしまったり、無理に歩幅を広くすることで姿勢が崩れてしまったり。


エクササイズとしてのウォーキングでは、重心を意識しながら歩幅を普段より、やや広く歩いたりあしますが、今回は日常での歩行としてお話しさせていただきました。