痩せやすい人、痩せにくい人

【同じことをしているのに】

フィットネスクラブでエクササイズを指導していると、同じエクササイズを同じ頻度で行っているにも関わらず、痩せる人と痩せない人、成果に差が出てきます。


もちろん、プライベートでの食事内容や生活習慣の違いはありますが、明らかに効果に違いが見られることがあります。


たしかに痩せやすいタイプ、痩せにくいタイプというのはありますね。


【痩せやすいタイプ】

痩せやすいタイプとは?


過食などで比較的短期間でポッチャリさんになってしまった場合。


生まれつき太めだったということはなく、むしろ元々は普通か細め体型だったという人が、過食や運動不足や何らかの不摂生によって、後天的に太ってしまったタイプ。


この場合は食事内容を見直し、運動を習慣化することによって、短期間で元の体型に戻せる可能性が高いのです。


長い年月を経て太ってきた場合は、長い年月をかけてダイエットが必要ですが、短期間で太ってしまった場合は、比較的短期間でのダイエットの成果を期待できます。


よく俳優さんが役作りのために短期間で太ったりしますが、映画やドラマの収録が終わると、またまた短期間で元に戻っていきますよね。


まるで収縮自在のゴムのようですね。この俳優さんの役作りのための太り方は1つの例ですが、たくさん食べたことで、短期間で太る過食系は、短期間で痩せやすい傾向にあります。


【痩せにくいタイプ】

では、痩せにくいタイプというのは、どのようなタイプでしょう。


その多くは遺伝的な要因で、両親共に太めタイプで、その子供も親の体型を引き継いでいて、子供の頃から太めの場合です。


こうした遺伝的な要因ですと、生まれつき脂肪細胞の数が多いといわれ、脂肪細胞は減らすことが出来ないため、痩せにくいと考えられるのです。


先天的に脂肪細胞が多いうえに、過食などにより、エネルギーとして消費されなかった脂肪が増えていくとどうなるのでしょうか。


脂肪細胞の数は先天的ですが、脂肪細胞の大きさは後天的に変化していくといわれます。


ということは、生まれつき太めタイプさんの場合、もともと多い脂肪細胞の1つ1つが、大きくなっていくので、ますます体脂肪が増していってしまうのですね。


「では、遺伝的な要因を持ち合わせている私は痩せられないの?」

ご安心ください。

たしかに先天的要因は変えることはできませんが、食事や運動や生活習慣を改善していくことで、後天的に拡大してしまった脂肪細胞を小さくしていくことは可能といえます。


あとは筋肉を鍛えることで筋力も向上し、日常生活の動作も活動的に、エネルギーを消費も高まりダイエット効果を期待できます。


遺伝的な要素のある人は、例えば体重100Kgの人がマイナス50Kg減量するのは正直、難しいですし、減量出来たとしても体に負担がかかり健康的とは言えません。


遺伝的な太めタイプや長い期間で太ってきたタイプの場合、あせらず急がず長い期間でダイエットで、少しずつ体を変えていきましょう。


遺伝的な要因の持ち主であっても、健康的なダイエットによって、疲れにくい活動的な体になったり、筋肉を鍛えることで体型がひきしまってきたり、女性の場合には、健康的なダイエットによる二次的効果といわれる美肌やアンチエイジングなど、嬉しいプラス効果も期待できますよ。


諦めず重ねてきた努力は、必ず体に反映されていくものです。


少しずつで良いので、前向きにダイエットを進めていきましょう。


【脂肪細胞】

先天的な脂肪細胞の数は、生まれつき多い少ないなど個人個人で異なりますが、脂肪細胞の大きさは後天的に変化するといわれます。


この脂肪細胞、もともとの細胞の数を減らすことは出来ませんが、細胞を小さくしていくことは可能です。


先天的後天的に関わらず、普段から過食傾向にある人は、脂肪細胞が肥大していき肥満につながると考えられますので、過食を避け、適度な運動を心がけていきましょう。


『美意識』を常に心に持ち続けていますと、健康的なダイエットとともに、肌がきれいになった、疲れにくくなった、気持ちが明るくなった等、痩せるだけではない二次的効果も期待できますよ。